黒川正三先生は息子が師事しているチェロの先生で、東京フィルハーモニー管弦楽団の主席チェロ奏者を今年1月に定年退団され、現在も大変ご活躍のチェリストでいらっしゃいます。発表会に快くご出演下さり、演奏を聴かせていただくのも3回目となりました。
演奏会に足を運びにくい子どもたちと、そのご家族の皆様にも「本物の音楽を!」と演奏していただいていますが、私もピアノでご一緒させていただく機会を頂戴し、感謝の言葉しか見つからないほど発見の連続です。
奥様の文子先生もとても素晴らしいピアニストでいらして、ご夫妻で奏でられる音楽にはいつも心が揺さぶられ、涙が溢れます。
発表会では子どもたちの演奏を温かな眼差しで聴いていただき、回を重ねるごとに子どもたちも黒川先生を近しく感じている様子がうかがえます。
日々成長する子どもたちが、先生の演奏から何かを感じ取ってくれたらいいなと願っています。
終演後は、参加されたご家族と国立駅前のロージナ茶房でお疲れ様会を開き、楽しい時を過ごしました。
来年も素敵な演奏会が開けるよう、子どもたちと共に、この1年を歩んでまいります!